相場考察

【相場考察】2025年のUSD/CADを振り返る|原油相場と米加政策差でどう動いた

相場考察

2025年のUSD/CADは、米国とカナダの金融政策差、そして原油価格の動きが繰り返し意識された一年でした。

2025年のUSD/CADを振り返ると、最大のテーマは米国とカナダの金利差、そして原油価格の変動でした。

米国ではインフレの粘着性が残りやすく、FRBの金融政策は比較的高金利を維持する姿勢が続きました。 一方でカナダでは景気減速が徐々に意識され、カナダ銀行(BoC)は米国より早い段階で緩和方向を模索する場面が増えました。

このため2025年のUSD/CADは、米金利優位が意識されるとドル高・カナダドル安原油価格が上昇するとカナダドル高という構図の中で上下する展開が続きました。

■ USD/CADはどんな通貨ペアか

USD/CADは、米ドルとカナダドルの相対的な強弱を見る通貨ペアです。

カナダは世界有数の原油輸出国であるため、カナダドルは資源通貨として扱われます。 そのためUSD/CADは、原油価格と比較的強い相関を持つ通貨ペアとして知られています。

また、カナダ経済は米国との結びつきが非常に強く、貿易や景気動向も米国の影響を受けやすい構造です。 このためUSD/CADは、

  • 米国の金融政策
  • カナダ銀行の政策
  • 原油価格
  • 北米景気

といった要素が組み合わさって動く通貨ペアです。

■ 2025年にUSD/CADを動かした主なテーマ

2025年のUSD/CADを動かした主なテーマは次の3つでした。

  • FRBとBoCの金融政策差
  • 原油価格の変動
  • 北米景気の強弱

FRBはインフレ抑制を重視し、高金利を維持する姿勢を長く続けました。 一方でカナダでは住宅市場や消費の減速が意識されやすく、金融政策のスタンスは米国よりも緩和寄りになりやすい状況でした。

この政策差はUSD/CADの上昇要因になりやすく、ドル優位の局面ではUSD/CADが上方向へ動きました。

一方で、原油価格が上昇する局面ではカナダドルが買われやすく、USD/CADは下方向へ動く場面もありました。

この「金利差」と「原油価格」という2つの要因が、2025年のUSD/CADの値動きを作っていました。

■ 2025年のUSD/CAD実績

2025年の月次報告ベースでのUSD/CAD実現損益は、以下の通りです。

  • 1月:+21,370円
  • 2月:+16,225円
  • 3月:+18,945円
  • 4月:+29,411円
  • 5月:+24,662円
  • 6月:+18,950円
  • 7月:+27,115円
  • 8月:+21,833円
  • 9月:+15,104円
  • 10月:+14,512円
  • 11月:+17,227円
  • 12月:+20,008円

年間合計は +245,362円 でした。

月によって多少の差はあるものの、年間を通して比較的安定した利益を積み上げていることが特徴です。

■ 月ごとの振り返り

1月(+21,370円)
年初のUSD/CADは、米金利の高さが意識される中でドル優位の流れが続きました。 一方向に走るほどではなく、一定のレンジ内で上下が出たため、自動売買の回転も安定していました。

2月(+16,225円)
2月は米国のインフレ指標やFRBの政策見通しが意識され、米金利の高さがUSD/CADを支える要因となりました。 一方で原油価格も底堅く、相場は大きなトレンドにはならず、往復を伴う展開でした。

3月(+18,945円)
3月も安定した月でした。 北米景気の底堅さが意識される中、ドルとカナダドルの双方に材料があり、USD/CADは比較的きれいなレンジ推移となりました。

4月(+29,411円)
4月は年間でも利益が大きかった月です。 原油市場の変動や金利見通しの変化によってUSD/CADの値幅が拡大し、上下両方向の値動きが出ました。 この値幅の広がりが、自動売買の利益につながりました。

5月(+24,662円)
5月も堅調でした。 4月ほどの値幅ではありませんでしたが、相場は極端なトレンドに崩れず、一定のレンジ内で推移しました。

6月(+18,950円)
6月は北米金融政策への関心が続く中で、相場は比較的落ち着いた展開でした。 値動きは穏やかでしたが、往復回数は確保でき、安定した利益が残りました。

7月(+27,115円)
7月は比較的大きな値幅が出ました。 原油市場の動きと北米金利の変動が重なり、USD/CADの上下幅が拡大しました。

8月(+21,833円)
8月は夏場で市場参加者が減る時期ですが、USD/CADには一定の値幅が残りました。 レンジ内での往復が続き、安定的に利益を積み上げることができました。

9月(+15,104円)
9月はやや値幅が縮小した月でした。 北米政策イベントを控え、市場は方向感を出しにくく、利益はやや控えめでした。

10月(+14,512円)
10月も比較的静かな相場でした。 USD/CADは狭いレンジ内での推移が続き、回転数は減少しましたが、安定した収益は確保できました。

11月(+17,227円)
11月は再び値幅が少し戻りました。 北米の金融政策見通しが改めて意識され、USD/CADの上下動が増えたことで利益も改善しました。

12月(+20,008円)
年末でもUSD/CADは一定の値幅があり、利益を確保できました。 年間を通して安定性の高い通貨ペアであることが、この結果からも確認できます。

■ 2025年のUSD/CADを自動売買目線で見ると

自動売買の視点で見ると、2025年のUSD/CADは安定したレンジ性を持つ通貨ペアでした。

米ドル主導でトレンドが出る局面はあるものの、原油価格の影響でカナダドルが買い戻されることも多く、 一方向へ走り続ける展開は比較的限定的でした。

このため、レンジ内での回転を狙うリピート系自動売買と相性の良い通貨ペアでした。

■ まとめ

2025年のUSD/CADは、

  • 米国とカナダの金融政策差
  • 原油価格の変動
  • 北米景気

という3つの要因を中心に動いた一年でした。

年間実績は +245,362円 と安定した結果となり、 USD/CADはリピート系自動売買においても安定収益を積み上げやすい通貨ペアであることが確認できました。

今後も原油市場と北米金利の動きを見ながら、この通貨ペアの特徴を活かした運用を続けていきたいと考えています。

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